アメリカではトランプ大統領が誕生し株価も大きく反応、為替の変動も不安な状態が続いております。
台湾有事や難民問題その他の様々な問題にどう対応されるかが経済にも大きく影響する状況でございます。
また我が国においても石破新内閣が華々しく誕生するかと思いきや、自公連立与党も過半数を大きく割り込み、少数与党としての国会運営が困難をきたしております。
景気は間違いなく悪化しており、中小企業を取り巻く環境は益々厳しいものとなっております。
このような厳しい環境の下、関与先企業の社長様方の良き相談相手になれますよう、社員一同精いっぱい精進させていただきたいと思います。
昨年は年明け早々の能登半島地震から始まり自然災害の多い一年でした。
2025年は巳年。脱皮を繰り返すへびのイメージから「復活と再生」を意味し、新しいことが始まる年になるといわれています。
令和7年は2025年問題により急激に高齢者人口が増加する一方で社会の担い手不足が深刻になるばかりです。
今の生活や事業活動を維持するためにはどうしたらいいのか。当然社会システムや様々な価値感が変化することになります。
そういう意味で新しいことがはじまる年ということになるのかもしれません。この先どう進んでいけばいいのかを共に考えていくお手伝いを今年もさせていただきます。
近年の資材やエネルギーコストの上昇、さらには賃金アップの期待圧力など企業経営をとりまく環境が厳しくなる中でリアルタイムでの業績把握の重要性が増やしています。
私共は月次巡回監査を通して正確な数値を提供し、経営者の皆様と一緒に最新の業績を確認して経営者の司令塔としての役割を支援したいと考えています。
短期的な業績管理とともに、長期的には自己資本の充実がとても重要です。
日々の利益の積み重ねで自己資本比率30%以上の水準まで高め維持することで対外的な信用力が高まります。
ちなみに、金融機関が融資する際に経営者保証を解除する条件は一般的に「自己資本比率20%以上」とされているようです。
経営者の皆様には、ぜひ自社の自己資本比率に注目していただきたいと思っております。